接客・製造・営業の職種経験を経て、2008年に富士電工に入社。
製造部課長と総務部部長を兼任。
入社したての頃は、仕事が難しいと思うこともあるかもしれません。私も、当時はたくさんの組み立てのルールや、組み立てのコツがうまくつかめず「正直これは大変な仕事だな」と思うこともありました。しかし、毎日小さな目標を決めてそれを達成する、というサイクルを繰り返していくと、いつしかそれがやりがいに変わっていきます。
難しい作業でも、どうやって楽しく仕事をするかということを意識すると、色々なアイデアが浮かぶと思います。事務的にこなすのではなく、楽しむ気持ちを持つこと。これが仕事でも大切な考え方だと思っています。
私はこれまで製造業や営業職を経験してきたのですが、その中で自分の性に合っているのはひとつのものを組み立てて完成させる仕事だと感じたんです。そして、ものづくりができる仕事という軸で探す中で富士電工のことを知りました。当時は採用サイトなどもなかったので、募集要項に機械の組み立てができると書いてある、しかも週休二日がばっちり明記されている、という条件だけで面接に行くことを決めました(笑)。
それに、中小企業だと残業が多かったり、現場が汚かったりするイメージもあったのですが、面接の際に実際に会社を見てみたらとても綺麗で、その点も好印象でしたね。
今までで一番印象に残っている仕事は、関東方面の出張で組み立てを行った、十面以上もある巨大な蓄電池設備の案件です。当初は現地で主に配線接続作業のみを行う予定でしたが、急遽現地での蓄電池設備同士の連結作業のヘルプを行うこととなりました。その時のチームは5~10歳くらい歳の離れた若手スタッフが多く、自分がリーダーにならないといけない状況でした。
現地での工具調達から、チームメンバーの役割を調整してなんとか完成した時は、大きな達成感を覚えましたね。
それぞれの作業自体はそこまで難しいものではなかったのですが、チーム内の一人ひとりがどのくらいのスキルを持っていて、どんな仕事ができるのかを把握していないと対応できなかった案件だったので、リーダーとしての大きな自信にもなりました。
私が入社してからのこの15年間で、これまでのアナログな体制から徐々にデジタル化が進み、それらを各所に落とし込むなどをして、色々な変化を経験しながら富士電工という会社の新たな形ができてきたなと感じます。これまで築いたベースを守りつつ、今後さらに発展していくために、工夫を続けていきたいです。またそこに若い人の力が入ることで、より成長できたり、新たなチャレンジができるようになったりすると思うので、若い世代にもどんどん意見を言ってほしいですし、それを汲み取れる自分でありたいと思いますね。
ライブに行ったり、キャンプに行ったり、バイクでツーリングしたりと、休日も自分の趣味を楽しんでいます。
会社全体として、休みを取りやすい文化があるのではないかなと思います。
部長が中心となってミーティングを行い、その日の流れをチームに説明します。
製品のサイズによって一人で担当するもの、何人かでチームを作るものなど様々なので、適切な人員配置になるよう常に考えています。
ローソン派なので、毎朝通っています。
いつも定番のパンとヨーグルトを食べながら、動画を見てゆっくりしています。
製造部の仕事は、部品の取り付け、配線、仕上げのグループで分業して作業をするのが基本。大型だと1~2週間かかることもあるので、毎週末に次の週の予定を決め、人員を割り振って工程組みを行います。
繁忙期以外は残業も少なく定時で退社。
基本はまっすぐ家に帰りますが、時には家電量販店に寄り道してウィンドウショッピングをすることも。
彼はON/OFFの切替えが上手く、昨今の働き方でよく言われる「ワークライフバランス」がとても良いですね。 仕事面ではとても視野が広く、工程の管理だけでなく、社員の健康等の状態にも細やかに気を配ることが出来ますし、休日は家族でキャンプに行ったり、一人でもフラっとツーリングに出掛けたりと自由に過ごしている様子ですよ。 会社からの評価も高く、最近部長に昇進する等、公私共に充実している様子ですね。